広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2018.07.29 O.A.

脱ディーラー宣言

広島トヨペット株式会社
みんなで幸せになろう

1938年6月1日創業。自動車のことを学ぶため、南米へ単身修業をしてきた
創業者の古谷太一氏が佐藤保氏と組んで福山市で自動車の販売・修理のお店を開業。
創業者・古谷太一の口癖“みんなで幸せになろう”
これはクルマを通してお客様、スタッフそしてその家族みんなで幸せになろうというもの。
80年間、受け継がれてきている広島トヨペットの源です。

居心地のいい空間作り

現在では、県内に新車店舗25店をはじめ、37店舗を展開。
販売台数も年間で1万台に迫ります。
広島トヨペットでは、2年前、スタッフのユニフォームを一新。
世界的ファッションデザイナーのコシノヒロコさんが手がけ、
広島トヨペットカラーも取り入れたオリジナルです。
古谷社長は、ユニフォームを一新することでスタッフ同士の連帯感が出てきたと言います。

クルマを売らないショールーム

自動車業界では、若者のクルマ離れや“100年に1度の大変革期”と言われる程、
変化のスピードが速く、こんとんとした状態にあり、これまでの常識が通用
しなくなってきています。
そこで広島トヨペットが打ち出した新たな一手が“クルマを売らないショールーム”です。
2年前に開業した“CLiP HIROSHIMA”は、
人と人、人と街が繋がるコミュニケーションの場として
オープン以来、これまでの常識にとらわれない発想で様々なイベントを手がけてきました。
そのイベントをサポートしているのがキャストと呼ばれる女性スタッフたち。
彼女たちはイベントの集客や当日の運営などのアドバイスをしています。

脈々と受け継がれるチャレンジ精神

古谷社長は、難しいから出来ない、やらないのではなく、チャレンジ精神を持って
まずは、やってみることを唱えます。
創業者が単身で南米へ自動車の修業に向かうチャレンジ精神は
脈々と広島トヨペットで受け継がれています。
その表れの1つが“クルマを売らないショールーム”です。
広島トヨペットはCLiPから得た新たなる発想をこれからチャレンジしていきます。

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創業80周年を迎える広島トヨペット。
本社にて古谷社長にお話を伺った。今回のポイントは「売らないコト」
VTRで紹介したCLiP HIROSHIMA。"売らない店舗"である。
私は販売会社なのに売らない店舗が出てきたらどうなるのだろうと考えていた。
車は生活必需品となり、デザインも安全装備もメーカーもどれも同じように
満足できる。そうなると価格・サービスだけでなく人を含めた全体の雰囲気、
心地良さでお店を選ぶことが多くなる。

ブランドの浸透には,より新しい試みが必要となっている。
自社の販売品と直接関係のないことから購入客と将来の購入客の心を
つかんで刻み込むこと、行ってみたい、行くと何かあるという期待感が
魅力となる。CLiPは広島大学霞キャンパス跡地開発の一旦を担うことから、
好奇心・想像力・共創をもとに新たなる価値を作り出す知の拠点、
知識・情報の発信基地だという。
古谷社長は、今の自動車のすごいところ、現代だからできること、
これから何ができるかを改めて見つめ直し、新たな可能性を
見出そうとされている。
車は乗るだけではなくどう使うか、地域のために、乗らない人のために、
そして新しいビジネスや技術開発のために使いたい。
代表的にはロボット技術ではないかと思う。
安全に物体を動かす技術は車以外でもっと使える。

今回のポイント、「売らないコト」。CLiPのような知の拠点から得た情報を
次のビジネスへの展開が期待される、

企業情報
会社名

広島トヨペット株式会社

業種卸売業,小売業
事業内容トヨタ新車販売、中古車の小売・卸販売自動車修理及び車検・法廷点検整備代行・トヨタ純正部品販売、自動車用品・機器販売損害・生命保険代理店業務、情報通信機器販売リース業務、レクサス新車・CPO販売
代表者代表取締役 古谷英明

従業員数622名
年商414億1558万円(2018年3月期)



所在地広島市西区観音町7-8

お問い合わせ電話番号 082-503-5151FAX番号 082-233-5169
ホームページhttp://www.h-toyopet.com