広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2012.04.01 O.A.

土木建設事業で培った技術 新分野を開発し世界に挑戦!

株式会社コンセック
土木・建設現場のニーズに応えた自社ブランド

自社ブランド「Hakken」は、コアドリルやワイヤーソーなど穴あけや切断をするためのダイヤモンド工具で海外18カ国へ輸出され、 世界中の土木・建設現場で使われています。そして、土木建設用ワイヤーソーは国内販売台数ナンバー1を誇ります。 低騒音・低振動でスピードが要求される現在の現場で、様々な道具を組み合わせ工事に対応しています。 これまで橋脚解体工事、護岸工事、ダム解体工事、体育館移設工事、病院の部分的解体作業などに使われる道具を開発・製品化してきました。

液状化マンホール浮上防止のシステム作り

現在、製品化を求められているのは災害を未然に防ぐ工事に必要な道具。 コンセックでは、下水道に光ファイバーを施設する機械をこれまでに作り、その実績からシステム作りを求められたのが、 地震の際に起こる液状化によるマンホール浮上事故の防止システムでした。 消散弁という方法を使った方法を顧客が考え、消散弁を取り付けるための装置を開発しました。 なるべく簡単な構造で安定した性能を出すために試行錯誤しながら、全ての作業ができる装置を製品化しました。

得意分野を活かした半導体事業進出

これまで蓄積した技術を活かして、新分野として半導体分野に進出。 液晶テレビのバックライトに使われているLED基盤の材料「合成サファイア」を加工するマシンを開発・製品化しました。 合成サファイアは、固くてもろいため切削が難しく、独自のコアリング技術で必要な部分を短時間で筒状に切り取ることを可能にしました。 モノを削るという得意分野を活かして、目まぐるしく変わる半導体業界に対応した製品をさらに作り続けています。

燃料電池開発で世界市場へ

燃料電池の最先端をゆく研究チームと発電装置を共同開発しています。水素と酸素を化学反応させ、水と同時に電気を発生させる装置で、 コンセックは主に装置内部の「電解質膜 電極接合体」を開発。従来よりもより安くできる材料で製品化を目標にしています。

企業情報
会社名

株式会社コンセック

業種製造業
事業内容穿孔・切断機器の製造・販売
ダイヤモンド切削消耗品の製造・販売
特注機及び切削関連機具の製造・販売
建設特殊工事の請負
建設機械・工具の販売
建設資材の販売
住宅・OA機器及び生活関連機器の販売
不動産施設の賃貸
生命保険・損害保険代理店業
IT事業(システム開発支援・受託開発)
従業員数236名
年商70億300万円
所在地広島県広島市西区商工センター4丁目6-8
お問い合わせ082-277-5451
ホームページhttp://www.consec.co.jp/