2016.01.17 O.A.
賃貸経営の革新 広島発祥の民間資格
賃貸物件の経営者には、あまり知られていない現状がありました。
それは市内のワンルームに、借り手が着かないことでした。
広島駅まで10分という好立地でもワンルームの人気は向上しませんでした。
一方、共同住宅を2軒の戸建て賃貸に作り変えた賃貸オーナーは、早々に、ファミリーでの借り手が見つかり、賃貸経営の不安から、開放されました。
ふたつの物件の明暗を分けたものは賃貸市場の、需要と供給への理解でした。
総務省統計局のデータを集めて分析した結果
木造アパートで約30%空室、
賃貸マンションで約20%空室となっています。
また、24平米以下の物件が約370万戸、過剰供給。
ファミリー向けの広い物件が380万戸、不足しているというのです。
(※総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査」より)
こうした住宅市場の現状を理解し、賃貸経営をバックアップするために生まれた、広島発祥の民間資格。
それが貸家経営診断士と貸家経営アドバイザー。
認定をしているのが、広島市東区にある、一般社団法人 貸家経営塾です。
塾長を努める黒木貞彦(くろきさだひこ)さんの前身は、昭和45年に開業した税理士事務所、税理士法人 黒木会計の社長でした。
税務書類の申告をする中で、賃貸オーナーの経営の苦しさを知り、失敗を防ぎたいと考えていました。
そこで賃貸物件の需給バランスを整えようと、貸家経営診断士と貸家経営アドバイザーの創設に踏み切ったのでした。
そこで平成27年から、住宅市場の現状を習得する資格〔貸家経営診断士〕と〔貸家経営アドバイザー〕をスタート。
資格取得のための認定講座も開いています。
資格者には、賃貸オーナーをサポートする、3種類のソフトウェアが無償提供されます。
資産状況を入力すると、今後の計画を立てる上での、
具体的な数字が見えるソフトウェアなのです。
貸家経営塾では、戸建て住宅をリフォームして貸し出す、〔RefoRent〕(Reform+Rent)といった新しい賃貸経営も模索するとともに、賃貸オーナー自らが、住宅現状を勉強する、オーナーの学校も創設。
借りる人にもオーナーにもプラスになる貸家経営を夢見て、取り組んでいます。
会社名 | 一般社団法人貸家経営塾 |
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業種 | 分類不能の産業 |
事業内容 | 住宅市場の現状やトレンドを総合的に身につける民間資格、貸家経営診断士と貸家経営アドバイザーの認定 |
代表者 | 黒木貞彦 |
従業員数 | |
所在地 | 広島県広島市東区牛田南一丁目8番39号 |
お問い合わせ | 0120-3456-03 |
ホームページ | https://www.kashiya-keiei.jp |