放送内容
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2018.02.25 O.A.
近畿大学工学部 概要
学校法人 近畿大学
最先端の研究で学べるキャンパス
近畿大学広島キャンパスでは、現在、化学生命工学科、機械工学科、ロボティクス学科など6学科2000人以上の学生が教育と研究を行っています。
世界に挑む研究機関
国内の大学での活用が非常に少ない金属3Dプリンタ。
高速に動くレーザビームによりその形が作り出されて
いきます。
世界が競っているこの金属3Dプリンタの研究を
行っているのが近畿大学工学部。
3D造形技術研究センター長の京極教授は、金属3Dプリンタの研究を行う
国家プロジェクトのリーダーでもあります。
研究では学生たちも積極的に参加。
準備したデータを入力し、金属3Dプリンタで金属粉末にレーザを当て、精密で均質な金属部品を作り出します。こうした高度な技術がメイドインジャパンの技術力を物語っています。
産学連携の強み
近畿大学工学部では、各学科がそれぞれに産学連携を積極的に行っています。化学生命工学科の渡邉教授も産学連携に力を入れて取り組んでいます。そのひとつが紅葉の色素を有効的にいかした口紅。学生たちの発想により天然色素の世界を広げています。
知のフィールドを目指す
産学連携により学生たちも最先端の研究に参加。そこで得た知識をさらなる教育・研究により、新たなる創造を生み出していきます。ここ広島キャンパスは世の中で困っていることを解決したり、あったらいいのにと思える次世代に向けた研究を日々行い、社会に必要とされる人材の育成を行っています。
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産業用3Dプリンタ開発の国家プロジェクトを進める
近畿大学工学部。
今回はそのプロジェクトリーダーをされている京極先生、
米原博士にお話しを伺った。
今回のテーマは『新しい技術人材の育成が大学の役割』
とした
近畿大学工学部は私にとってはとても身近な産学連携、
共同研究の場で
あり、過去数年にわたって光触媒、サービス業の作業分析研究など先生や学生と共にいろいろな研究を行ってきた。
研究は授業とは違う新しいことに向き合い、考え、提案し、
実験実証し、それを世に知らしめるとともに、そこに関わる
学生はじめ研究者を育成することにある。
工学は高学年になるほど夢がある楽しい所なのだ。
私のビジネスプロデュースや技術移転は大学発のものは
多い。それは延びる可能性とともに、若い技術者を中小企業にうまく癒合させて、その発展を願っていることもある。
今回の技術開発は加工機械の使い方にある。
まだまだ研究の余地は多く、産業に使うとなると
さらに研究が必要となる。多くの企業・大学・研究者
の英知を集め、日本が誇る部品製品としてはばたかせる。
京極先生はそのテキスト・参考書から作り、研究だけでなく
次世代の人材を育成することが大切だ。
この継承が次の技術につながる。
夢のある研究には学生も企業も集まる。
そこに新商品新事業が生まれる。
有数の企業が集まる産学連携により、
材料価格の低減や設計ノウハウの
流出防止し、これからの儲けの源泉となる技術開発、
知的財産の構築、国際標準化への対応と戦略的に進め、
広島から世界へ儲けの花道を広げていってほしい。
企業情報
会社名 | 学校法人 近畿大学 |
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業種 | 教育,学習支援業 |
事業内容 | 教育・研究 |
代表者 | 理事長 清水由洋 |
従業員数 | 9861人(平成29年5月1日現在) |
所在地 | 広島キャンパス 広島県東広島市高屋うめの辺1番 |
お問い合わせ | 広島キャンパス 082-434-7004(入試広報室) |
ホームページ | http://www.hiro.kindai.ac.jp/ |