2024.08.03 O.A.
こどもの「やりたい」をサポートするこども園
自由に遊ぶこどもたちでいっぱいの「こども園」
園内に、お気に入りの場所があります。
それぞれの教室に入口があって、そこから昇ると、教室を上から見るとこが出来たり、
となりの教室や屋上、さらには講堂まで行くことができる、循環構造になっているんです。
「自分たちで考えて遊び込めるような構造になっている。
失敗や成功を体験して、意欲的な子どもになる。」
こどもたちの意欲向上が目的の構造なんです。
ここは「こうわ認定こども園 海田第二」
広島市と海田町に、④つのこども園と①つの児童クラブを運営する、幸和学園グループのこども園です。
こども園とは、0歳から就学前までの保育をする「保育所」と、3歳から就学前までの教育をする「幼稚園」の両方の機能を持つ、施設のこと。
こうわ認定こども園では、
教育と保育の両方を一体的に行っています。
園舎には、それぞれの工夫があります。
こちらはこうわ認定こども園 海田。
天井からぶら下がっているのは、ネット遊具のアスレチック。
自由な発想で、自発的に遊ぶ。
そのための工夫をさまざまな場所に取り入れているんです。
こうした取り組みをする、こうわ認定こども園の目指すもの。それは遊びを通した学び。
例えば習字を習っていても、こどもたちの感覚としては、遊びの方が大きいもの。
でも習字を通して、数やリズム、習字の書法といった学びが隠されています。
「先生が一方的に教えるのではなく、遊びの中で発見したり気づくことで、もっともっとという欲求に結びつくのか大事。」
「こどもたちがこれから生きていくうえで
探究力や生き抜く力が必要。
もっとやりたい、もっと知りたいという思いを育てる。」
そうした思いを高める取り組みをしているんです。
音楽や、英会話、そろばん。
体験したことが、こどもの意欲や自発性を育てます。
「明日も園に来たい、という園にしたい。
遊び=学び 学び=遊び
こどもがもっとやりたい、もっと学びたいと思う環境を作るのが仕事。」
もっとやりたいと思う環境を作る。それが幸和学園が取り組んでいくものです。
教育を推進する幸和学園グループでは、
新たな取組もすすめています。
それが、2025年4月に開校する、通信制の高校、シンギュラリティ高等学校です。
「シンギュラリティ高等学校は単位制。
単位制の仕組みを活かして、やりたいことに応じて教育課程をカスタマイズ。
個人に特化した環境を用意できる。」
自分が学びたい科目を、自分で選択できる。
自己探求力がさらに高まる高校なんです。
幸和学園グループは、いつもこどもたちの未来を考えています。
今回のポイントは「やりたいことをする」
―子供が生き生きと遊ぶ姿をみると楽しくなりますね―
新谷理事長へ直接取材してきた。
こうわ学園のポイントは、
「自分からやってみたいことをやらせてあげる」こと。
教員・保育士の役目は、「興味関心を引き出して自分で判断する後押し」をしてあげること。
これは運営するこども園と通信制高校両方に共通することだと力説されていた。
こどもであっても主人公は一人の人間。
互いに尊重し合うことで理解が深まるといえる。
―新たなる創造、イノベーションにも通じそうですね―
新谷理事長へインタビューする中で、こども園や学校の在り方も、要求や欲求を応えるマーケティングと取り組み方を多様にする、イノベーションが起こしていきたいとのことだった。この点は大いに共感するところだ。
こども園ならばまずは遊びの一つとしていろいろと取り組ませ、とことん遊んでみる。
面白ければもっとうまくなりたい、もっとやってみたいと思う。遊ぶという意味は大きい。
2025年4月にはシンギュラリティ高等学校を開校する。
高等教育では単位制を取り入れ、選択科目には時代のニーズに合った先端教育カリキュラムを設定し、通信制の特性を生かし、自分らしく学びたい生徒の要望に応える。
先日、発明家の中学生が、発明協会が主催する発明くふう展で大臣賞を受賞した。
その中学生は自ら研究時間を増やすために定時制高校に入学し、自分らしい人生を選んでいる。
―自分らしく、やりたいことをする。大切ですね―
多様化する環境、選択肢の多い現代、見えにくい将来。
このような中で、自分らしく、自分がやりたいことを追求する、自分で判断し選んでいく、目標に向けてそうすればそうなれるか考える。教育も仕事も同じではないだろうか。
私は経営アドバイスの中で「経営デザインシート」と言われるワークシートを使って、経営者のやりたいことを表に出してもらい、それを文章として明らかにし、将来の目標と目指す方向性と課題を整理している。社内社外の関係者に明示するシートである。
この中でも大切なのは、経営者の思い・やりたいことを、情熱をもって発信できるかにかかっている。
また社員も方針が明確になることで、同じ方向性でやりたいこと、得意なことを活かしていくことで、成果も大きくなっている。
そのうえで経営者や管理者はいかに社員をサポートしていくことが、以前にも増して重視されているといえる。
一人一人の興味関心を引き出して、やってみたいことをやらせ、その応援をする。
こうわ学園が多様性に富んだやりたいこと、新たなる価値の創造の場へ一層発展して欲しい。
会社名 | 学校法人幸和学園 |
---|---|
業種 | 教育,学習支援業 |
事業内容 | こども園、通信制高校等の教育機関の運営 |
代表者 | 理事長 新谷耕平 |
所在地 | こうわ認定こども園 広島県広島市南区堀越1丁目8番14号 (082)890-2226 こうわ認定こども園 海田 広島県安芸郡海田町畝2丁目15番23号 (082)821-2500 こうわ認定こども園 海田第二こうわ児童クラブ 海田 広島県安芸郡海田町西浜3番21号 (082)516-7005 認定こども園 のぞみ幼稚園 広島市西区己斐上六丁目452番地 (082)273-1115 こうわ高等学院 広島県安芸郡府中町青崎南6-24 (082)510-5656 シンギュラリティ高等学校 向洋駅前キャンパス 広島県安芸郡府中町青崎 ※2025年1月末完成予定 安浦キャンパス 広島県呉市安浦町内平9-2 シンギュラリティ高等学校設立準備室(こうわ高等学院内) 広島県安芸郡府中町青崎南6-24-2F (082)288-2026 |
お問い合わせ | こうわ認定こども園(082)890-2226 |
ホームページ | https://cowa.ed.jp/ |