広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2018.01.28 O.A.

者創り 物創り

株式会社ハマダ
独自の加工方法をプログラミング

ハマダでは、自動車部品の加工精度を上げるためにもハマダ独自の加工方法のプログラミングをしています。これにより顧客からの注文にも対応しています。しかも若手にチャンスを与え、チャレンジしています。もちろん、わからないことがあればベテランなど周囲がサポート。これにより、人材の育成が行われています。

自らが率先して動き、挑戦する

ハマダイズムに、自らが率先して動き、挑戦することがあげられます。これは創業(1947年)以来、変わることのないこと。自動車部品の加工技術の進化には、物創りが大切としています。本社・府中工場の敷地内には、技能教育道場があります。ここでは、技術顧問のベテラン職人が若手にハマダが誇る1/100ミリ、1/1000ミリの世界にある高い技術力を継承しています。若手たちは自らが率先して技術のレベルアップを図っています。

違う分野への進出

濵田社長は「自動車産業だけでなく、違う分野も学ぶ必要がある」と言います。これまで培ってきた球面加工技術をいかし、医療機器の人工股関節に挑戦。さらに念願の自社製品として大腸を手術する際に使用する機器も開発し、商品化に向けて動いています。この医療分野で学んだ技術を自動車分野でもいかして相乗効果をもたらしていく狙いもあります。

プロフィールへ

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自動車部品の加工を中心に事業を展開、
新たな価値の創造に向けて、
自社製品の構築、海外事業展開に及ぶ躍進を目指す
ハマダ。

企業としての成長は人づくり、
『 世界を発振させる 者創り、物創り 』として、
楽しさを感じる社風を大切にする。
濵田社長へのインタビューはまさに楽しいものであった。
今回のポイントは『会社は刷新して楽しくする』と考えた。

企業経営において、新たなる価値の創造は不可欠であるが、
どうやって新しくしていくか。 
ハマダにおいては、人づくりに注目している。

その取り組みは社運をかけた某番組での真球対決に出演。
大変な挑戦であるが、
これによってどうやって短期間に
社内技術を集結させ、目的を達成するか、
ハマダという会社の意気込みを社内外に広げているのだ。
物は機械をどう使って制度と品質を実現するか。
それは使う人・使い方を考える人の技能・技術の結晶であるといえる。

さらに、自社製品の構築を挙げている。
具体的には医療関連製品とのことだが、
本業である自動車分野じゃない
新しい分野にあえて取り組む。これにより担当部門長、
担当者はまったく新しい要求に触れ、それを実現するために
新しい情報・違う業界の人たちとの交流連携が生まれ、
人材の活性化が図れる。

もう一つは海外展開。
これは東南アジアでの部品製造工場の展開であるが、
単なる進出ではなくコンサルティングを含めた現地事情に
沿った事業の推進を目指し、独自に展開をしているとのこと。
取組み方を変えベテラン社員に全く新しい役割を担って
もらうことで、従来のノウハウを踏まえた心機一転を
図っている。

このような取り組みの背景を伺う中で濵田社長から
「専門家の下に専門家は育たない」と言われたことに
注目した。ここで専門家とはベテラン社員や上長と
置き換えるが、上長は経験からすべて指示することはできるが、
部下はその通りにやればよいと感じるとそれ以上の成長は見込めない。
ならば、上長も新しいことをすれば、わからないことの方が多く、
目的は達成のためにはより多くの社員と考え
協力を得なければならなくなる
。この人事によって若いスタッフもベテラン社員も常にリニューアルでき、
さらに全員参加の体制ができていくとのことであった。

 『会社は刷新して楽しくする』ことは、
企業に携わる社員こそ新たなる価値見出すために、
新しいことに関わることが重要である。
いつも新しい ハマダの人づくりにこれからも注目したい。

企業情報
会社名

株式会社ハマダ

業種製造業
事業内容自動車部品の精密加工 医療機器の設計、開発
代表者代表取締役社長 濵田 忠彦
従業員数282人(派遣、パート74人含む)2018年1月16日時点
年商31億(2016年4月期)41億(2017年4月期)45億(2018年4月期見込)
所在地本社・府中工場 広島県安芸郡府中町茂陰1-9-41
八本松工場  広島県東広島市八本松西4-1-1
お問い合わせ総務部 総務・人事課 松村
広島県安芸郡府中町茂陰1-9-41
TEL:082-281-6341
ホームページhttp://www.kk-hamada.co.jp/