広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送(土曜日 深夜再放送中)

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2022.07.30 O.A.

情報の価値を高める

株式会社ナカセイ

社会に溢れる様々な情報は、ある人々の活動によって、信頼できるものになっています。

その仕事が『校正』。
元となる原稿と、成果物を照らし合わせて、情報に間違いが無いかを探し出す仕事です。
金額や品名の表記に間違いがあるとクレームになったり、企業のブランドイメージダウンにつながることがあります。
そうした事態を回避するために正確な情報を提供するのが、校正の一番大事な仕事なのです。

ナカセイに校正を依頼する企業の多くは、東京・大阪・名古屋にあります。
「東京・大阪には校正の会社はたくさんあるが人手が足りていない。
 原稿も成果物もデータでやり取りができるので広島にいても同じ価値のサービスが提供できる。」
技術の進歩で、東京・大阪の仕事が受注しやすくなったんです。
でも、ナカセイに頼みたくなる理由は、何なんでしょう?
ナカセイと長い付き合いのある、大手印刷会社の制作課長によると……。
「印刷物はたくさんの数を刷ってたくさんの場所で配布される。内容によっては回収をしないといけない。すり抜けていた値段などの間違いを印刷直前にナカセイに見つけてもらったこともある。」
間違いを発見する秘訣を聞いてみると。
「読む方に特化するか、文字を記号や絵柄として見るかという方法がある。
 品番や金額は読んでしまうと間違える。一文字ずつ絵柄として確認する。」

校正と並ぶ、もうひとつの作業が校閲。
原稿と成果物を照らし合わせて、文字が原稿と一致していても、意味合いとして文字が違うのではないかなどを確認する作業も行います。
原稿との照らし合わせに終わらず、品質を高める提案をする。これが校正のプロの仕事なんです。

プロフィールへ

続きを見る
情報の「校正校閲」

―今は情報を得る手段がたくさんありますよねー
 テレビに新聞、本に雑誌、SNSにブログ、広告や案内板、家にも町にもたくさんの情報であふれていて、得られた情報で人は判断し、考え、行動することになる。

 今回はその情報の価値を高めている“ナカセイ” 
素敵なポイントは、情報の「校正校閲」。今こそ必要な業務といえる。

―校正は文章の誤りを正すこと、校閲は内容の誤りを正すこと、ですよねー
 我々は質の高い情報をわかりやすく正確に伝えることが業務の価値といえる。
 特に重要な情報は正しく情報が伝えるために何度か見直し発信している。
 本や新聞だけでなく、企業や組織が発信するパンフレット、カタログ、ホームページなどは、しっかりとした校正と情報を、間違いなく伝える校閲は、ますます重要といえる。
 今は手軽に情報発信できる一方、その情報の価値を高める“校閲”を、価値や意味があるものとしてみているだろうか。
 最近は明らかに注目をされることばかりを追って、誇大な内容であったり、まったく意味と内容があっていなかったり、勘違いさせる内容が気になる。

―校正校閲がなされないと大変ですよねー
 ナカセイ 平田常務にインタビューしたところ、最近はSNSの普及もあって、様々な情報に触れる機会が多くなったことから、カタログやパンフレットに、少しの不備が大きなクレームにつながることが増加しているそうだ。  
 書籍だけでなく発信する情報すべてに校正校閲が重要となっている。
 ナカセイも校正校閲業務は増えており、あわせて企画から制作まで、コンテンツ全般にわたって業務が拡大しているそうだ。

―校閲は人によって内容の正し方に差が出るのではー
 校閲をするには様々な知識、情報を持ち合わせ、さらに調査をしたうえで正しくする。
 一方で発信者の言い回しや癖などの“味わい”も残すことも必要といえる。
 このバランスをとるため、校正校閲、企画制作と社員は協力して進めているそうだ。

 情報化社会がますます進むこれからの社会において、ナカセイが正確で適正かつ楽しい、そして、価値の高い素敵な情報を送り出していくことに期待したい。
企業情報
会社名

株式会社ナカセイ

業種デザイン業
事業内容○校正・校閲
○Webデザイン
○販促物制作
○企画プランニング
○原稿整理・ライティング
代表者中尾 盛太郎
所在地本社
広島県広島市中区橋本町7-14 橋本町BLD

福岡オフィス
福岡県福岡市南区清水3丁目24-29 コンフォータブル高宮
お問い合わせ082-555-9244
ホームページhttps://nakasei-net.com/index.html